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西郷(せご)どん、解説!第3回 中国との密貿易

はいはい、鹿児島出身のよーいちです。

第3回も泣かせる内容でしたね。

薩摩武士の貧乏ぶりがよく分かる内容でした(^_^;)

 

番組の最後に密貿易の話があって、温泉で有名な指宿(いぶすき)の隣の

山川港(やまがわみなと。へ?やまがわこうかと思ってた!)が

出てきました。

 

あの解説を見ると薩摩藩の密貿易は山川港だけで行っていた、

ようにも聞こえますが、ちょっとちょっと!

坊津(ぼうのつ)を忘れてはいけません。

=坊津を忘れちゃ、いかんど。

 

坊津は現在、南さつま市坊津(旧鹿児島県川辺郡坊津町)です。

「津」とは船着き場のことです。

「坊」とはお坊さんの住むところです。

リアス式海岸は入り江が深く、台風の多い薩摩地方にあって天然の良港

となっています。また密貿易船が隠れるのにも最適!

 

「津」はお隣の枕崎市からバス路線順にいうと、

「坊」「泊(とまり)」「九志(くし)」「秋目(あきめ)」という集落名です。

よーいちは小学生の時に枕崎から泊に引っ越したのですが、言葉が3割ぐらい

分からずに子供ながらにびっくりしたのを覚えています!

 

坊には密貿易時代の名残の「倉浜荘」があります。

坊には私が通った坊泊小学校がありますが、実は「一乗院」という

格式の高いお寺がその昔あったのです。

校庭には石造りの仁王像がありましたが、がきんちょだったよーいちは

登って遊んでいました。

 

そして坊津が日本史にその名を残したのは、遣唐使時代です。

遣唐使が唐に行く前、最後の日本での寄港地が坊津だったのです! ほほー!

そのころから中国との関係が深く、江戸時代になっても中国との密貿易が坊津を

経由して行われていたのも自然のことだと思いますよ。

江戸からは最も遠いところで、見つかりにくいし。

坊津はココです。

Google マップ

 

蛇足ながら

秋目集落ではその昔なぁんと!映画「007は2度死ぬ」のロケが行われました!まぢ!

トヨタ2000GTのボンドカーが来たか?は知りません(*^^)v

 

 

よーいちでした。

 

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