よーいちの you can do it !

気象予報士よーいちが人生の知恵をあなたに!

草津白根山の噴火で思うこと

よーいちはかつて草津スキー場のぼースキースクールでコーチを

していたことがあってね。

今回の爆発は他人事ではないのだよ。

事故の後、スノーモービルが斜面を登って救助に向かっている画がテレビで

出てきたね、あーあんな感じのコースだったなぁって思いだして。

 

ゴンドラの監視カメラの映像が出てきた、山頂から下るコースは狭い谷筋沿いの

コースなんだよね。そこにいるスキーヤーに爆弾みたいに火山弾がガンガン飛んで

いったよね。怖い!片手で持てるぐらいの大きさでも当たり所が悪ければ命の危険があるよ!

木があるところはまだしも、なぁんにも上から飛んでくるものを遮ることができない狭いコースがほとんどで、コース上で怪我をしている人が実はいるんじゃないか、って

密かに心配している。

 

コーチをしていたのはもう10年以上前のことで、ゴンドラの山頂駅周辺が

どんな感じだったかは覚えていないけど、

このスキー場はとにかく寒い!モーレツに寒い!

一度、ゲレンデの温度計が、マイナス15度!を指していたことがあったね。

 

その時はリフトに乗っていてバーを掴んでいると、指先の神経が寒さで麻痺して、

リフトを下りる時には指が動かなくなって。

よーいちはスキー大すきー!だから、じゃんじゃん滑る方なんだけど、

そん時はあまりの寒さにほっぺから麻痺してきて、自分から仲間に

コーヒータイムにしよ!って言うほどだった。

そのときだってほっぺが凍りそうで、まともにしゃべれなくて(^_^;)

 

寒さの極めつけは「天狗山」の「ブルーアイス」

テレビでもよく出てきたね、スキー場の一番下のゲレンデの正面にある斜度35度の

天狗山。この斜面が寒いと凍るんだよ、それがナイターの光線を浴びると、

ブルーに光るんだよね!とぉってもきれえ!って言ってる場合じゃなくて!

 

冬山に登る人なら分かるでしょ、普通の白や透明の氷とブルーアイスの違い。

ブルーアイスはとにかく硬い!モーレツに硬い!

だからブルーアイスの上をスキーで滑るor通過することは、とても危険!

スキーで横切るだけでもすってんころりん、だもん。

どんなにエッジを研いでも効かない。

それを知らない人たちがこの天狗山のブルーアイスで転んで滑落100m!

怪我をするほどじゃないけどね。斜度35度でブルーアイスを見るとビビるよー。

35度を超えるとコブができないから大体斜度は想像できるな(*_*)

 

でも!

テレビで見てびっくりしたね、スキーヤーのすぐ近くで噴火したんだ。

まぁふつうは火山の噴火口なんてそんな近くにはないもん。

気をつけましょう、って言うのは簡単、じゃぁどう気を付けるのよ!って

言われたらね。んー

自分が行こうとしている山や湖やスキー場は活火山の近くなのか?を

前もって調べること、ぐらいはやっておこうかと思ったね。

 

活火山の一覧

気象庁|日本活火山総覧(第4版) Web掲載版

って全国にいっぱいあるじゃん!

 

よーいちでした。